2018年の終わりに こんな作品が生まれました。
「祈り」
ある方の写真展で知った佐藤初女さんのお話がきっかけです。
初女さんは、人生に行き詰まって初女さんの元を訪れる人に、
心を込めておむすびをむすび続けた方です。
自殺しようと思っていた人も 初女さんのおむすびを食べると 生きる力を取り戻す、
そんな奇跡が起こるのだそうです。
そんな初女さんのご本を読んで、その想いを知り、ハッとしました。
仕事だから、とか
責任があるから、とか、
自分の都合云々とか
「何かのために」そう言ったことは一切関係なく、
ただただ、目の前の人に向き合う、という在り方。
ここ数年、忙しさから
立ち止まる時間をあまり取れずにいた、私。
「今を感じる」、ということの大切さをお伝えしているにも関わらず、
忙しさに流され、
そのことから だんだん遠のき始めていた自分に気がつきました。
この作品は初女さんの想いになって
講座のために、とか
誰かのために、とか
そう言ったことも一切関係なく、ただただ
「描く」、ということにフォーカスして 描いた 一枚。
ハートとつながる、ということ
今 目の前のこと、人、そのご縁に感謝して
誠心誠意向き合うということ
それは、曼荼羅ワークに込めた
私の原点の想い、なんです。
描くことは 「祈り」。
HP完成という曼荼羅ワークの新しい門出に
この曼荼羅はまた私に 「0(ゼロ)」に戻ることの大切さを
教えてくれているのかもしれません。
そして 曼荼羅ワークがこれからも
皆さんお一人お一人の「原点に還る」きっかけに
つながっていくと 嬉しいです。